健康ノート

病気やケガの記録。健康のため、試行錯誤してきたことのまとめ

大腸がん日記~手術前検査2~

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紹介状がなく、以前大腸内視鏡検査の画像がその手術を受ける病院にないため、大腸内視鏡検査をすることになっていました。前回「ラキソベロン」でひどい目にあったので、医師にそれを伝えると、量を減らして飲むことになりました。薬の効き方というのは、人それぞれ微妙なんですよね。

 

 

大腸内視鏡検査

前日夜「ラキソベロン」を飲んだのが20時。いつ腹痛が来るかと心配でしたが、結局腹痛がない代わりに、便意もなく・・・。やはり入院後は、食事の量は少ないし、体も動かさないしということで出ないのではないかと。

朝7時に腸の動きを良くするという薬「ガスモチン」を飲んで、動き回ったり、お腹を押してみたりしてみると、やっと少しだけ出ました。

担当医が内視鏡の承諾書を持ってきたのでサイン。

8時半頃検査室へ行って、腹部のエコー検査を10分ほど。これは腸以外の内臓を見るためだそう。

そして病室に戻ってしばらくすると「ニフレック」が持って来られました。

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2Lを2時間かけて飲んだのですが、飲みやすいようにという配慮なのか、かなり冷やしてあったので以前ほどまずくは感じませんでしたが、体が冷えます。トータルで10数回トイレに行ったと思います。9時前から飲み始め、11時頃飲み終え、1時間半ほどで落ち着いてきて、便の状態は何とか透明に。看護師にOKが出るまで確認してもらいました。内視鏡検査の前は、まだ残っているものが漏れ出てくることがあるので、私はパッドを当ててますが、他の人はそんなことはないのでしょうか?

検査は、外来の患者さん達と同じ場所で個別のソファーに座った状態で待たされ、呼ばれたらカーテンで仕切られた診察台へ行って検査になります。検査着一枚で男女混合で座って待っているというのはどうなの?という感じがしましたが、私は入院していたため、上着を羽織っていることが出来ました。麻酔は全くなかったので、横行結腸への曲がり角でかなり痛かったです。今回は、60cmくらい入ったところにもポリープが発見されました。S状結腸にあるガンよりもかなり小さく、内視鏡でその場で切除することに。まずそこをガスで膨らませてから、ループを引っかけてカット。そしてクリップ止め。取ったポリープがどこかへ行ってしまったらしく、なかなか見つからなかったんですが、何とか吸い取って生検へ。その手前にも平らなポリープがありましたが、良性だろうとのことで放置。そして最後にガンに戻ってきてマーキング。最初にインジゴカルミン液で青く染めて見分けられるようにしてありましたが、今度はクリップもつけてました。この作業の最中も苦しかったです。クリニックなどでの検査の場合は、その後トイレでウォシュレット洗浄して着替えて帰るのですが、何もないので検査用パンツをはいて病室へ戻り、病棟のトイレで洗ってはきかえ。

戻ってきて、やっと昼食。既に15時だったので半分ほど食べて終わりにしました。

夕方、疲れたので少し寝ていたら看護師が来て、手術前日(つまり明日)と当日の説明をされました。夕食後には、麻酔科の医師から説明を受けて書類にサイン。やはり麻酔によるリスクは0%ではないのです。

その後回診があって、心筋の検査結果は異常なしとのこと。

注腸検査

若手の勉強としてやらせている感のある検査でした。

肛門からバリウムと空気を注入し、体の向きを変えながら何度も撮影。胃のバリウム検査みたいなことを腸でやってるという状態。検査後はバリウムを抜いてくれましたが、取り切れてはいないので、少し歩くとタラタラと垂れてきて、足とサンダルがベタベタに。検査の前、看護師から、注腸検査のあとでシャワーした方がいいというアドバイスがあったんですが、こういうことだったのねと納得。

 

腸に負担のかかった一日でした。